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フルセットの死闘を制し、大会2連覇!自信を胸に、いざ春高バレー全国出場へ!

第3回全国選抜高校女子バレーボール大会(こめっちカップ)決勝トーナメントが8月9日、北海道・深川市総合体育館で行われました。決勝戦では、昨年度女王のクラーク国際が2−1(25−22、20−25、26−24)で恵庭南高校Aを振り切り、2連覇を達成。大会直前の練習で左手小指を脱臼し、出場も危ぶまれたセンター八重樫灯莉さん(3年)が、大会MVPに輝きました。

第3セット25−24のマッチポイント。最後も八重樫さんと、セッター河合七星さん(3年)のコンビプレーが鮮やかに決まりました。「七星が上げてくれたので、〝絶対に決める〟と思って打ちました」(八重樫さん)。コンパクトかつ、鋭く右手を振り抜くと、ボールが相手コートで弾み、歓喜の瞬間が訪れました。八重樫さんは、脱臼の痛みを軽くするため痛み止めを飲んで試合に臨みましたが、レシーブするたび痛みが走る状況。それでも、前日のリーグ戦、昨年の春高バレー北海道予選でも敗れていた難敵を相手に、痛むそぶりは見せず、2連覇とMVPを勝ち取りました。

そして八重樫さんら3年生にとっては、最後となる〝春高バレー出場〟をかけた戦いが、約3ヶ月後に迫っています。今年の新人戦では札幌山の手高校、インターハイ予選では旭川実業高校といった〝北海道4強〟と呼ばれるチームに善戦しましたが、最終的には力で押し切られました。「クイック、回り込んでのアタックなど、攻撃のバリエーションをもっと増やして、絶対に全国に行きます」と八重樫さん。インターハイ北海道予選でベスト4に入った旭川大学高校に対する2−0の完勝、苦戦しながらも恵庭南高校を破り、女王の座を守った自信を胸に、3年前、全員で掲げ、挑戦し続けてきた夢を、達成する時がやってきます。これからも全国から応援をお願いします!

 

塚原百惠主将 前日までのリーグ戦で1年生に助けられたので、最後は3年生が頑張らないといけないと思っていました。まだスパイクミスもサーブミスもあるので、春高バレーの予選までに修正したい。