
第33回全道U-17フットサル選手権大会札幌地区予選2日目が12月19日、札幌・南区体育館ほかで開催されました。予選ラウンドAグループのスポーツコース・男子サッカー専攻(クラックス)は、2−1の逆転で札幌厚別高校を下すと、2試合目も4−0で札幌英藍高校を撃破。3戦全勝のAグループ首位(勝ち点9)で予選ラウンドを突破し、12月25日の決勝トーナメント進出を決めました。
対戦相手にリードを許したのは、2日間3試合で4分弱だけでした。札幌厚別高校戦の前半11分10秒に先制点を奪われましたが、前半終了3秒前にFP髙道勇壮(2年)の左サイドからのキックインをゴール前で受けたFP若宮寛汰郎(1年)が、体を反転しながらシュートし、同点に追いつきました。後半6分47秒には、FP古川勇之進(2年)の左からのクロスを、後ろから走り込んだFP髙道がGKの手前まで持ち込み勝ち越しゴール。途中出場できっちりストライカーの仕事をしたFP若宮は「(ゴールは)たまたまですが、決められて良かった」と顔をほころばせました。
2試合目の札幌英藍高校戦では、「3点決めてきます」とコートに入ったFP髙道が、見事に予告ハットトリックを達成。GK坂本悠輔(1年)は、鋭い反応で相手シュートをパーフェクトに止め、守護神にふさわしい活躍でチームを完封勝利に導きました。3戦連続計6得点と〝ゴールしたら負けない神話〟を、サッカーとフットサルのトータルで9に伸ばしたFP髙道は「最初は、サッカーと違う守備の距離感に戸惑いましたが、徐々に慣れてきて、最後はハットトリックも決められて良かった」と試合を振り返りました。
6日後のクリスマスには、北海道大会代表決定戦が待っています。「1週間良い準備をして、個人としてもチームとしてもコンディションを整えて試合に臨みたい。次の試合を勝って、〝北海道大会進出〟という新たな歴史を刻みます」とFP中村主将。聖夜に正念場の試合を戦うクラックスに、声援をお願いします!
【全道U-17フットサル選手権大会札幌地区予選・予選ラウンドAグループ】
クラックスVS札幌厚別高校
前半1−1
後半1−0
合計2−1
得点 若宮、髙道
クラックスVS札幌英藍高校
前半2−0
後半2−0
合計4−0
得点 髙道3、古川勇