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超攻撃的布陣で超〝気持ちいいー〟! 35度オーバーの熱戦で4発快勝!

高円宮杯 JFA U-18 サッカー2021北海道ブロックリーグ札幌(4部)の第5節が7月18日、札幌市内で行われました。男子サッカー専攻(クラックス)が4−1で立命館慶祥高校を下し、2戦ぶりに勝ち点3を獲得しました。

温度計が35度を表示する猛暑の中、攻めても攻めてもゴールをとらえきれず、スコアレスが続く難しい展開。後半22分過ぎの給水タイムで、伊藤壇監督が動きました。センターバックで先発起用した山口啓太主将(3年)を、本来のポジションであるボランチに上げる〝超攻撃的布陣〟に変更して勝負に出ました。

1分後、自陣で相手の横パスをMF山口くんが奪うと、走る速度に緩急をつけながら約50mをドリブルで突破。最後は1対1となったGKの動きを見て、鮮やかなループシュートで、ボールをゴールに放り込みました。直後に1点を返されるものの、後半36分には「(J1札幌の)小野伸二さんをイメージした」というMF髙道勇壮くん(2年)の柔らかいループパスを、再び前線に飛び出してきた山口くんがトラップ。キックフェイント一発でDF2枚を交わしてゴールに流し込み、突き放しました。

後半40分にMF大釜陸空くん(1年)、同44分にはMF髙道くんが追加点をあげ、そのまま試合終了。ベンチに戻った山口主将が思わず「気持ちいいー!」と叫ぶほどの完勝となりました。この日、チーム最長の10.49㎞(GPSセンサー計測)を走り抜いた2年生のMF中村くんは「Jリーグ選手の1試合の平均ぐらいだそうですが、12kmぐらい走る選手もいるらしいですので、もっと頑張ります!」と、さらなる上昇を誓っていました。

夏本番を迎え、いよいよ調子の出てきたクラックス。今節でつかんだ上昇への手応えを、必ず次につなげます。

 

【北海道ブロックリーグ札幌(4部)第5節】

クラックスVS立命館慶祥高校

前半0−0

後半4−1

合計4−1

得点 山口2、大釜、髙道

勝ち点6

 

【次の公式戦】

高円宮杯JFA U−18 サッカー2021北海道ブロックリーグ札幌(4部)

7月22日(祝・木)15:30〜 VS札幌平岡高校

※無観客試合です。スタッフ・選手以外はご来場いただけません。