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司令塔・髙道くんが鮮やか決勝ゴール!ついに公式戦初勝利!

 第74回札幌支部高等学校サッカー選手権大会(インターハイ札幌支部予選)1回戦が5月19日、北海道・札幌市内で行われました。クラーク国際札幌大通キャンパス(クラックス)が1―0で北嶺高校を下し、公式戦初勝利を手にしました。前半10分にMF髙道くん(2年)のゴールで先制。虎の子の1点をチーム一丸で守り抜き、5月20日の2回戦に駒を進めました。
 MF長峯くん(同)から短い縦パスを受けたトップ下の髙道くんが、瞬時に前を向きました。次の早いタッチで2人のディフェンスを一気に交わすと、目の前には相手GKだけ。「2回ボールに触ったら、ゴールが完全に見えました」。利き足と逆の左足を迷わず振り抜くと、ボールはゴール左上に吸い込まれました。髙道くんは、その後も攻守に奮闘。セットプレーのキッカーとしても多くのチャンスを演出しました。「今日のマン・オブ・ザ・マッチ。よく動いた」と伊藤壇監督。5日前まで足首の激痛で全体練習を離れていた男が、痛みこらえながらの激走&鮮烈パフォーマンスで、春季大会、リーグ戦と公式戦4連敗中だったチームに大きな自信を呼び込みました。
 この日は、提携するコンサドーレの横山知伸コーチ(フィジカル担当)と今岡亮介コーチ(GK担当)がともにベンチ入りし、70分間の戦いを後押ししてくれました。今岡コーチは、GK柳澤くんの動きについて「チームを助けるプレーがあり、無失点に抑えたのはよかった」と評価。帝京高時代のインターハイで日本一を経験している横山コーチは「勝利はつかめたが、すぐに明日の試合がある。切り替えて、良い状態で次に臨んでほしい」と話しました。
 2回戦は札幌平岡高校が相手です。「今日は試合前に〝(失点を)0で〟という注文を選手にして、そこは初めてクリアできました。戦う気持ちが伝わってきましたし、全員成長はしています。なんとかもう1つ勝って、(インターハイ北海道予選の)代表決定戦に進んでほしい」と伊藤監督。公式戦初参加から約1ヶ月で、ようやく〝勝利〟を年表に加えたクラックスが、一気に〝北海道大会初出場〟の歴史に挑みます。
前半 1−0
後半 0−0
合計 1−0
得点 髙道