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全国のクラーク国際生にオンラインで誓った〝男女アベック甲子園〟

第104回全国高等学校野球選手権大会北北海道大会(7月14日〜、旭川スタルヒン球場)への出場を決めた硬式野球部(深川)と、第26回全国高等学校女子硬式野球選手権大会(7月22日〜、丹波市立スポーツピアいちじま野球場)に挑む女子硬式野球部(仙台)の合同オンライン壮行会が7月5日、北海道・深川キャンパス体育館をメイン会場に実施されました。会は全国の約30キャンパスに〝YouTube Live〟を通して生中継され、1,500人ほどのクラーク国際生が見守りました。サブ会場の仙台キャンパスからは、女子硬式野球部のメンバーが参加。東京キャンパスではパフォーマンスコースの応援ダンスが披露されました。

北北海道大会で硬式野球部が優勝すれば6年ぶり2度目の夏の甲子園(8月6日開幕)出場、そしてチーム初の春夏連続甲子園ですが、今年は昨年度に続いて女子硬式野球選手権の決勝戦が8月2日に、同じ甲子園球場で行われます。女子硬式野球部の岡田梨花主将(3年)は「私たちは決勝戦の行われる阪神甲子園球場でプレーして、日本一になるのが目標です。そして今年はクラーク30周年記念の年です。男女でのアベック甲子園という目標に向かって精一杯がんばります」と、声も高らかに誓いました。

クラーク国際・野球部後援会の鶴岡恵司会長には「1試合、1試合、大事に、大事に戦って、皆さんの力を発揮できれば、また甲子園に行けるはず」と、期待の言葉をいただきました。系列のIPU・環太平洋大学のある岡山県からオンライン参加した創志学園の大橋博理事長は「皆さんの後ろには1万人ものクラーク生の応援がついています。自信を持って、戦ってきてください」と両チームにエールを送ってくださいました。

佐々木啓司 硬式野球部監督

たくさんの温かい応援を胸に、大事な試合を一つ一つ勝ち抜いて、仙台の女子野球部と一緒に甲子園に出場できるよう頑張ります。(北北海道大会では)我々の野球人としての力を見せつけて、必ずや甲子園に出場し、第104回の夏の甲子園で1勝、2勝と重ねていきます。

森山周(まこと) 女子硬式野球部監督

私が監督になった時に1年生だった生徒たちが、最後の夏を迎えます。苦しい練習、つらいことも多くありましたが、この3年生を中心に、全33人で戦い、目標の甲子園に到達し、「甲子園で野球ができた」という自慢を、今後の選手たちに伝えてほしいと思います。

白取太郎 硬式野球部主将(3年)

私たちは入学した時にコロナが蔓延しており、満足に練習試合や道外遠征ができませんでした。1年生の時は、夏が地方大会しかなく、それでも歯を食いしばって優勝してくれた先輩方の背中を見た時、この人たちのためにも、必ず甲子園に出ようという気持ちが込み上げてきました。必ず甲子園に出場し、1勝、2勝、3勝と、(初戦敗退の)センバツ大会の分まで、勝ち上がっていきます。

 

吉田洋一 クラーク記念国際高校学校長

春夏連続、そしてペアで甲子園に行くというのは大変なこと。先日の(空知支部大会の)試合にも、大変な暑さの中で、深川地域の方が駆けつけてくださいました。生徒もたくさんスタンドにおりました。応援の力がある、全国のクラーク生が応援している、ということをパワーに換えて、それぞれの力を発揮してくれたらと思います。