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今季実戦初日から〝ヒグマ〟が目覚めた!強豪・前橋育英投手陣から2試合29安打!

第94回選抜高等学校野球大会(3月18日開幕、阪神甲子園球場)に出場するクラーク国際(北海道)が3月6日、2013年(平25)夏の全国優勝校・前橋育英高校(群馬)と群馬県内で今年初の練習試合を実施しました。第1試合は4−6と惜敗も、第2試合は11−2で圧勝。2戦連続2ケタ安打(1戦目11安打、2戦目18安打)の計29安打を放ち、18日に九州国際大付(福岡)と戦う1回戦に向けて、最高の形で遠征のスタートを切りました。

圧巻は午後からの第2試合でした。実戦で初めて4番を任された山中麟翔(りんと)投手(新3年)は、第1打席も第2打席も連続でバックスクリーン横の防球ネットに打ち込むセンターオーバーの長打を放ちました。「2日前まで全くダメでしたが、監督にスイングのアドバイスを受けたら急に昨日のシート打撃でボールが当たるようになって、今日も結果が出せた」という小野陽翔(はると)二塁手(同)は、6打数4安打の固め打ち。前橋育英高校の3人の投手から18安打で11点を奪い、冬の練習の成果をいきなり形にしました。「雪解けのような感じで、2試合目にかけて(打線が)よくなっていったね」と、佐々木啓司監督も満足そうでした。

投げては、1試合目に2失点を喫した左の山中投手が、2試合目は5回1失点(自責0)と、緩急をつけたクレバーな投球できっちり試合を作りました。右の辻田旭輝(あさひ)投手(同)も1戦目は4失点しましたが、2試合目は3回無失点と、本来のピッチングを取り戻しました。右横手投げの新岡歩輝(あゆき)投手(新2年)が2回無失点、右の技巧派・中村光琉(ひかる)投手(同)も1回1失点と合格点の投球をみせるなど、投打とも仕上がりは順調です。

本番まで残り10日あまり。悲願の全国大会初勝利へ、もっともっと調子を上げていってくれるはずです。

 

【第1試合】

前橋育英 011102100=6

クラーク 110000200=4

バッテリー:山中、辻田、新岡歩―麻原

三塁打:新岡歩

二塁打:辻田

 

【第2試合】

クラーク 200112500=11

前橋育英 000011000=2

バッテリー:山中、中村、辻田―麻原

三塁打:藤野、山中2

二塁打:小野2、山中、麻原、辻田、中村