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反撃届かず、北北海道大会無念の初戦敗退…新チームが秋に必ずリベンジ!

第103回全国高校野球選手権北北海道大会1回戦が7月16日、旭川スタルヒン球場で行われ、クラーク国際(深川キャンパス)は4―8で滝川西高校に敗れ、5年ぶりの夏の甲子園への道は初戦で閉ざされました。左腕エースの菊池伶投手(3年)が、先に3点のビハインドを許す苦しい展開。クラーク国際打線は5回裏からの反撃で2度1点差に迫る粘りを見せましたが、最後まで逆転打は出ませんでした。

ゲームセットの瞬間から帰りのバスに乗り込むまで、菊池投手の涙は止まりませんでした。4回表に不運な内野安打からの展開で先制されると、5回はらしくないフォアボールとデッドボールでピンチを広げた後に痛打を浴びて2失点。コントロール抜群の大黒柱が、3点のリードを与え、マウンドを降りました。佐々木啓司監督は「菊池くんはいつもと変わらない良い投球だったと思います。相手の対策が上でしたね」と、直前に最新の打撃マシーンを購入してクラーク国際対策をしてきたという滝川西高校の打線をほめました。

5回裏には右中間への二塁打で出塁した1年生の新岡歩輝遊撃手が、2年生の山中麟翔左翼手のセンター前タイムリーで生還して1点を返しました。6回裏1死二塁では、2年生の金原颯くんが代打でレフト線へのタイムリー二塁打を放ち、1点差に迫りました。秋の大会で明治神宮大会や来春のセンバツ甲子園出場を狙える世代が勝負強さを発揮し、新チームに希望をつなぎました。「不甲斐ないところしか見せられませんでしたが、この悔しさを秋と来年の夏にぶつけて、今度は必ず甲子園に行ってほしい」と右翼手、一塁手、投手と、1試合で3役をこなした4番の佐藤寛太くん(3年)は、後輩に夢を託しました。

9月11日には、次世代の戦いがスタートします。先輩たちの無念の涙を糧に、今度こそ大輪の花を咲かせてくれるはずです!全国のキャンパスからの応援、ありがとうございました!引き続きよろしくお願いします!

 

【北北海道大会1回戦】

滝川西  000120203=8

クラーク 000011110=4

 

バッテリー 菊池、辻田、佐藤寛―小濱

二塁打 新岡、金原

 

【次の公式戦】

9月11日(土)〜 第74回秋季北海道高等学校野球大会空知支部予選 (深川市民球場)