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5年ぶりの聖地・甲子園に向けて、6年連続6回目の北北海道大会進出!

第103回全国高校野球選手権北北海道空知支部予選Aブロック代表決定戦が7月3日、滝川市営球場で行われ、クラーク国際(深川キャンパス)が9―2の7回コールドで岩見沢緑陵高校を下し、6年連続6回目の北北海道大会進出を決めました。打線が初回に6安打で7点を奪うビッグイニングを作ると、左腕エース菊池伶投手(3年)が7回5安打2失点と好投。2016年(平28)以来2度目の甲子園出場がかかる北北海道大会に駒を進めました。

2点を先制した直後の1回裏2死一・二塁。7番・村上真安中堅手(3年)の放ったレフト前ヒットを相手左翼手が後ろにそらすと、2人の走者のあとから、打った村上くんまでホームに戻ってきて3点が入りました。さらにこの村上くんからの4連続安打で2点追加。初回の7得点で大勢が決しました。2打席目に火の出るようなライト線への二塁打を放つなど2安打の山田晴陽主将(3年)は「良い雰囲気で試合に臨めました。北北海道大会のチケットを獲得できたことが一番うれしい」と顔をほころばせました。

菊池投手は、「投げる時に肩が開いてしまう状態が、中盤まで修正できなかった」と、3回と5回の失点を反省しましたが、要所を締める投球で7三振を奪い、反撃を最小限にとどめました。佐々木啓司監督は「(コロナの影響で実戦形式の)試合数が少ないのが影響したかもしれない。少し力が入った感じはあったが、後半になるほどよくなった。心配ないよ」と、万全を強調しました。

約2週間後には、5年ぶりの聖地がかかる北北海道大会が開幕します。菊池投手は、1年生の時に決勝戦(VS旭川大学高校)で登板しましたが、昨年はベンチ入りメンバーにも選ばれず、悔しい思いをしました。「今年はエース番号。最後まで投げ切りたい」と菊池くん。全国のクラーク生の声と、〝1番〟の誇りを背負い、頂点を目指します!

 

【空知支部Aブロック代表決定戦】

岩見沢緑陵 0010100=2

クラーク  700110X=9

※7回コールド

バッテリー 菊池―小濱

二塁打 宮崎、山田、辻田

 

【次の公式戦】

7月15日(木)〜18日(日)、24日(土)・25日(日) 全国高校野球選手権大会北北海道大会

会場:旭川スタルヒン球場

※試合は新型コロナウイルス感染対策を施した上、有観客で実施される予定です。

※雨天順延