クラーク記念国際高等学校 スポーツコースサイト > 男子硬式野球部(北海道・深川) > 二刀流ルーキー新岡歩輝が投打で魅せた!12安打10得点の5回コールドで初戦突破!

二刀流ルーキー新岡歩輝が投打で魅せた!12安打10得点の5回コールドで初戦突破!

第60回記念春季北海道高校野球大会1回戦が5月25日、北海道・札幌市円山球場で行われました。3年ぶり3度目出場のクラーク国際が10―0の5回コールドで札幌平岸高校を下し、ベスト8進出を決めました。
クラーク打線に火をつけたのも、幕切れのマウンドにいたのも、入学から約1ヶ月半のルーキー新岡歩輝遊撃手(1年)でした。2回表1死二、三塁、カウント3ボール2ストライクの9球目。真ん中に入ってきたカーブをバットでとらえると、打球はレフト前に抜けました。「追い込まれていたのでコンパクトに(バットを)振りました」と新岡くん。三塁から1人生還して1−0。欲しかった先制点が入り、先輩たちも続きました。
10―0と、無失点ならコールド勝ちが決まる5回裏、マウンドに送られたのは、同じ新岡歩くんでした。右横手からグイッ伸びる直球と鋭く曲がる変化球を投げ込み、打者3人であっさりと試合を終わらせました。春季大会から1年生がベンチに入るのも異例なら、いきなり二刀流で試合に出場するのも異例中の異例。佐々木啓司監督は「(3年生まで2年あるので)2階級突破。(春季大会で1年生がレギュラーとして出場するのは)久しぶりだね。守備もうまいし、打撃はハートがいい。ゆくゆくは投げる方でも、うちの柱になってくれると思って楽しみにしています」とベタぼめでした。
投げては3投手のリレーで1安打完封、打っては12安打10得点の5回コールドで3年ぶりの春季北海道大会の初戦を快勝しました。次戦は5月27日に同じ北北海道の白樺学園高校と対戦します。優勝した昨年夏の北北海道大会では1回戦で対戦、8−6と際どい勝負でした。「次も良い結果が出せるよう、チームに貢献します」と新岡歩くん。頼りになる〝2WAYプレーヤー〟の新星とともに前進するクラーク国際を、次戦も応援してください!

【1回戦】
クラーク国際 02341=10
札幌平岸高校 00000=0

【バッテリー】
菊池、山中、新岡歩―小濱

三塁打 山田(4回表)
二塁打 佐藤寛(4回表)

【次の試合】
5月27日(木)11:10〜 2回戦 VS白樺学園高校
※新型コロナウイルス感染防止のため、無観客で実施されます。