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初回打者12人の猛攻!3年ぶり2度目の秋季北海道大会進出!

第73回秋季北海道高校野球大会空知支部代表決定戦が9月20日、北海道・滝川市営球場で行われ、クラーク国際が8−0の7回コールドで岩見沢東を下し、3年ぶり2度目の秋季北海道大会出場を決めました。1回裏に相手エラーを足がかりにチャンスを作ると、5番・山中麟翔(りんと)左翼手(1年)がレフトに2点タイムリーツーベースを放って先制。この回に5連打を含む6安打で6点を奪い、あっという間に勝負を決めました。佐々木啓司監督は「(北海道大会に出られない期間が)長かった。これで肩の荷が下りた。初回に6点取って、スーッと気持ちが楽になれた」と、久しぶりの秋の北海道大会出場権を確保し、ホッとした表情を浮かべていました。
この日は、前日完投勝利をあげた菊池伶投手(2年)の疲労も考慮し、同じサウスポーの佐藤寛太投手(2年)が今大会初登板初先発しました。打者の手元で伸びるストレートと、チェンジアップの球速差で相手打線を翻弄。5回を4安打無失点に抑えました。昨秋以来の先発できっちり試合を作った佐藤寛くんは、「得点をつけるなら70点。走者が出た時の制球が課題。先輩たちがかなえられなかった(甲子園出場の)夢のために、自分たちが頑張りたい」と引き締まった表情でした。
3年生の戦いが終わってから約1ヶ月。「最初は不安だらけだった」(山田晴陽主将)チームも1戦ごとに、力強さを身につけてきました。今大会の4試合は、全員で47安打を放ち、48点を奪い、失点はわずかに1でした。「全道(北海道)大会では、優勝を目指してがんばりたい」と山田主将。11月の明治神宮大会、来年3月のセンバツ甲子園へと続く北海道の頂点を決める大会は、10月4日から札幌で行われます。夏に続き、秋も全国から声援をお願いします!

【空知支部代表決定戦】
岩見沢東 0000000=0
クラーク 600200×=8
(7回コールド)
バッテリー
佐藤寛、髙橋聖、菊池―小濱
二塁打 佐藤伯